①Observe(観察=見る)
とにかく相手を観察することです。自らが立案した計画に固執せず、相手を観察することで相手の出方を窺います。意思決定者である自分が観察を行うことで、外部状況に関する「生きたデータ」の収集を可能とするのです。
②Observe・Orient(状況判断、方向付け=分かる)
「今、現実に何が起きているのか」という現状把握、理解に意識を集中し、集めたデータの意味するものに深く思考をめぐらせます。そして、データの本質を理解し、それによって状況判断を行うのです。
Observeのステップで収集した「生きたデータ」を、価値判断の材料として価値のある情報に変換していきます。
③Observe・Decide(意思決定=決める)
価値判断の材料である情報をもとに意思決定を行うのです。本質を理解した現状や状況に対しての具体的な実行計画を決定します。
④Observe・Act(実行=動く)
最後は実行で、。前のステップで決定した計画を実行に移します。そして、またObserve(観察)段階へ戻り、OODAのループを繰り返します。